転職前におさえておきたい3つのポイント -ステップ1-

2018.10.11

「転職活動の困った」を解決!

・転職したいけど、なにをどうすればいいのかわからない

・面接が苦手…どうすればいい?

・採用決定したけど、入社までの準備は必要?

転職活動は時間もお金もかかります。
そんな転職活動に不安を抱いている方も多いのではないでしょうか?
そこで離職から転職活動、採用までの近道を5つのステップを5回にわけて解説いたします。

このSTEP1が転職を成功に導く最重要ポイントです。

自分の希望する企業や職種に就くことができるか、転職が成功するかは、具体的にゴールを思い描くことで、その道筋が見えてきます。
自分自身の経験やスキルといった現状を客観的にとらえ、これからどうなりたいのか、具体的にイメージすることが重要です。
まずは転職という目標を達成するために、今やるべきこと、これからの目標・計画を可視化して、自分自身と向き合いましょう。

キャリアプランを考える

POINT「可視化で客観的な自己分析」「明確な目標の設定」「行動を具体化する」

まずは転職理由と希望条件を明確にします。そもそも「なぜ転職をしたいのか」、まず改めて理由を考えます。
今在籍している会社を辞めたい理由、不満に思っていることを書き出してみます。
離職後、「やっぱり前の会社のほうが良かった」と後悔しないためにも転職活動に入る前に、じっくり考えておく必要があります。それと同時に、今在籍している会社で不満を解消できる可能性はないか、転職以外の方法はないのかも検討します。
それでも転職の道を進むことになれば、転職活動を始めるにあたって、転職時期、仕事内容、年収、待遇、勤務地など、自分の希望を書き出して優先順位をつけます。
また、転職で実現したいことだけでなく、将来の自分を見据えた具体的なキャリアプランも考えます。最終的な目標が決まったら、今から1年後、5年後、10年後に自分がどうあるべきかを考えます。そうすると、目標を実現するために今やるべきことが具体的になり、目標達成に向けた行動を起こすことができます。

自己分析で自分の強みを知る

POINT「可視化で客観的な自己分析」「明確な目標の設定」「強みを生かす戦略」

次は自己分析を行い、自分の強みを知り、それを強みに変えます。

中途採用に対して企業が求めるのは、「いかに即戦力になれるか」です。
採用を勝ち取るために、やる気のアピールだけでなく、自信をもって「自分を採用すると会社にこんな貢献ができる」と言える強みを見つけます。
まず、紙やパソコンを用意し、これまでに経験した業種や職務内容、実績・成果などを書き出します。
そこで培われた技能や能力を書き加えます。自分の性格的特徴や弱み、強みを書き出します。実際に書き出してみると、頭の中で考えるより客観的に自分自身を把握することができます。
書き出した実績や成果など具体的な数字を目にすることで、自分の強みがさらに自信に繋がります。その強みを生かして自分に向いている職業や職種を考えていきましょう。

採用までの計画を立てる

POINT「家族と相談する」「期間を把握する」「金銭面も考慮する」

転職には時間も費用も掛かることを念頭にいれておきましょう。

家族がいる場合には生活環境が変わることにもなるので、事前に家族とよく相談して転職活動を行いましょう。
転職活動の期間は今在籍している会社の環境も変えてしまうことになります。退職の意思を伝えてから退職する日までに会社やクライアントに迷惑がかからないよう、引き継ぎを確実に行います。
退職の意思を伝えても、後任が決まらないなどの理由で退職までに時間がかかってしまう場合もあります。
法的には退職日の2週間前までに意思表示をすれば退職できますが、会社によっては就業規則で意思表示の期間が定められている場合もあるので、就業規則を確認しておくこと良いでしょう。
さらに、離職後の転職活動は収入がないのに生活費や交通費は必要になるので、余裕のある転職活動が必要です。
退職日より、どれくらいの期間で採用されるか、金銭面ではどれくらい必要かを十分に検討した上で転職活動を行いましょう。